更新:8/13
おしえてアドラー先生(P67)
悩みごとはひとりでかかえないこと。大事なのは、悩みを「言葉」にすることなんだ。家族や親せき、友だちでもいい。だれか信頼できる人はいないかな。ペットやぬいぐるみでもいいよ。
話をしているうちに、何か悩みのもとなのかがわかることがよくあるよ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P76)
みさきちゃん:昨日ななみちゃんが、わたしのメ0ルに返信をくれなかったことで、けんかになったの。
アドラー先生:え、2人は今けんかのさいちゅう?
みさきちゃん:そう。だって昨日はすごく心配したんだよ。「何か気にさわること書いたかな?」とか、「わたしのこと無視してるのかな?」とか。ずっと返信を待ってたのにひどい!
アドラー先生:そうなんだ。ななみさんは、なぜ返信しなかったの?
ななみちゃん:昨日は、塾の宿題をどうしても終わらせなくちゃいけなかったから。メールは見たけど、後で返信しようかと思って。でも結局、夜おそくなっちゃって、できなかったの。
アドラー先生:返信できない事情があったんだね・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
子ども:「隣の席のAくんは、授業中いつも寝てばかり。注意しても全然聞いてくれなくて、ケンカになっちゃう。」
いせ先生:「Aくんがいつも寝ているのは、何か事情があるかもしれないですね。寝ないで授業を受けるかどうかは、Aくんが取り組む課題です。だから、そっと見守ってあげましょう。でももし、「起こしてほしい」と頼まれたら、その時はぜひ起こしてあげてね。」
子ども:「プールの授業がある日は、学校に行きたくない!だって、僕みんなみたいに上手に泳げないんだもん。」
いせ先生:「うまく出来ないことをやるのは、嫌だなと思うかもしれないね。できれば、やりたくない気持ちもわかるよ!でも、誰にでも苦手なことってあるんだ。みんなより上手にできないって気持ちをバネにして、まずは自分のできそうなことを目標にしてやればいいんだよ。夏休みは、水泳の練習をするのには、絶好のチャンス。
新しいことができるようになったら、おおいに自分を認めてあげましょう。」
おしえてアドラー先生(P57)
しょうくん:水泳をならっているんだけど、なかなか泳げるようにならない。ぼくには向いてないんだ。もうやめたいよ・・・。
アドラー先生:どのくらいの期間通っているの?
しょうくん:3か月。ぼく、運動は何をやってもダメなんだ。
アドラー先生:なーんだ。まだ始めたばかりじゃないか。キミはずいぶん自分のことを悪く考えているみたいだけど、泳げない理由を、全部自分の運動能力のせいにしている・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P75)
自分が写った写真をインターネットにのせられたくなかったということを、きちんと伝えよう。
インターネット上のことだからといって、いやだと思ったことを言わずにがまんしている必要はどこにもないよ。
ただし、のせた友だちは悪気がなかったかもしれないし、キミが喜んでくれると思ってやった可能性もあるから、おこらずに伝えること・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P53)
みうちゃん:わたし、友だちが2人くらいしかいないいの。友だちがたくさんいる子がちょっとだけうらやましいなあ。
アドラー先生:2人でも友だちはいるんだよね。どうしてたくさん欲しいの?
みうちゃん:遊びのさそいが多かったり、誕生日プレザントがたくさんもらえたりするだろうし。
アドラー先生:つまり、たくさんの友だちに囲まれている子は楽しそうに見えるかも知れないけれど、大事なのは友だちの人数じゃないよ。
みうちゃん:どうして?
アドラー先生:大事なことは、本当にキミが困っているときや悲しんでいるときに、よりそってくれる友だちかどうかなんだ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
子ども:運動会、足の遅いボクは今年もやっぱり活躍できなかった…。
おにつか先生:年に一度の運動会。楽しみにしている人もいれば、中には気が重い人もいるかもしれませんね。でも、苦手なことや人より劣っていることがあるのは誰でも同じ。
でも、必ずなにか得意なことがあるのもみんな同じです。頑張ってる友達を応援したり、けがをした友達を助けたり、あなたの活躍できる場面はたくさんあるはずですよ。
おしえてアドラー先生(P33)
からかわれたくないから異性の友だちと話すのをやめたいのか、からかわれてもいいから今までどおり話たいのか、キミ自身はどうしたい?
相手にも聞いてみるといい。もしからかわれたくないと言われたら、その子の気持ちを大事にしよう。でもその子もキミもこれまでどおりに話したいなら、堂々としてればいいんだ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P35)
難しく考えなくてもだいじょうぶ。キミが頼まれたときのことをかんがえてごらん。命令はされたくないよね。断れなくて、無理して引き受けるのもつらいよね。だったらこう言おう。
「これをやってくれるとうれしいな。でも無理なときは無理って言ってね」
これなら相手はいやな気持ちにならないよ。そして大事なことは、頼みをきいてくれたとき・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P32)
だれかにバカにされたとき、「どうせ自分なんかダメだ・・・」と落ちこむのではなく、「そんなこと言われたくない!」と思ったのは素晴らしい!
くやしいと思う気持ちは、とってもいいことなんだ。なぜなら、くやしさは「もっと良くなりたい!」というエネルギーになるから・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P46)
たくさんの先生を知っているけど、先生たちはみんな、子どもが好きだよ。どうしても気になるなら、キミが先生にきらわれていると思うか、友だちに聞いてみたらどうかな。
友だちにも、そう思うと言われたら、そのときは一緒に原因を考えてもらうのもいいと思うよ。
あるいは先生の方が誤解して、キミにきらわれていると不安になっているのかもしれないよ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P29)
れんくん:友だちでいじめられている子がいるんだ。何とかしてあげたいんだけど。
アドラー先生:その子はキミに何か相談してきたの?
れんくん:ううん、ひとりぼっちでいるようになっちゃった。でもこのままじゃ心配だし、自分もいじめている仲間だと思われたくないんだ。
アドラー先生:どのていどのいじめなんだろうね。その子なりに何か考えているのかも知れないから、まずは声をかけてみるといいよ。
れんくん:声をかけるだけでいいのかなぁ。
アドラー先生:いじめ問題は複雑だから、キミが言ったことがまわりに伝わって、いじめが思いがけない方向へ広がることもある・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P30)
腹が立つのも無理ないけれど、その子におこるのはちょっと待って。そのまま気持ちをぶつけると、人間関係をよけいに悪くすることがあるよ。
もしキミがその子とこれからも友だちでいたいのなら、おこらないで「だれにも言ってほしくないことだったから、あなただけに話したんだよ。だから約束は守ってほしかったよ」と・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P20)
たのしいことを考えると勇気が出てくるけれど、悲しいことを考えると、気持ちはどんどんふさいでしまう。想像力は、元気が出てくる栄養にもなるけれど、勇気をなくす毒にもなってしまうんだ。
たとえば、自分はみんなに悪口を言われているんじゃないか、仲間外れにされているんじゃないか、そう思い始めると、今まで何とも思っていなかったことがすごく気になってしまう。
そんな経験はないかな・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P27)
キミは、友だち思いのやさしい人だね。そんなキミがよりそってくれるだけで、きっと友だちはうれしいはずだよ。
がんばってはげまそうとしたり、いいアドバイスをしようと悩んだりしなくてもだいじょうぶ。キミはただ「どうしたの?」と聞いてあげればいいんだよ。
友だちが話し始めたら、うなずきながら、一生けんめい聞いてあげよう。
「そうだね」「そうなんだ」とうなずけば、友だちは安心してもっと話てくれるはず・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P19)
しょうたくん:ぼくは正しいことをいっただけなのに逆ギレされちゃったんだよ。
アドラー先生:どんなことえをいったの?
しょうたくん:クラスの子が学校にマンガを持ってきてたから、「持ってきたらダメなんだよ」って言ったんだ。
そうしたら、「お前に言われるすじ合いはない!」って怒られたんだ。
アドラー先生:その子はどうして持って来たんだろう?
しょうたくん:授業中に読むにきまってるよ。
アドラー先生:そうかな。何か事情があったのかもしれないよ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P44)
何から何まで従いたくないわけじゃなく、無理やり従わせようとするから、いやなんだよね。
そんなときは、まず「どうして?理由を教えて?」と聞いてみること。それでもやっぱり従いたくないときは、理由をしっかり言葉で伝えることだよ。
お父さんお母さんはキミが心配なあまり、つい子ども扱いして、一方的に命令してしまうこともある・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P16)
仲良しだと思っていた友だち。せっかくさそったのに断られてしまうと、「あれ?どうして?前は喜んでくれたのに?」と気になってしまうよね。
一度気にし始めると、「そういえば昨日なんだかそっけなかったような・・・」とか、これまでの態度まで、おかしかったように思えてくることもあるだろう。
でも、本当の理由を聞いてみたかな?まずは「その子には何か事情があったのかもしれない」と考えてみよう。
その日はおうちの事情があったのかもしれないいし、何かほかに気になることがあったのかもしれないよ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P42)
ゆうとくん:うちの親は、ぼくをお兄ちゃんや友だちと比べるんだ。
アドラー先生:そうなのか。みんなと比べて、キミがおとっていると言われるの?
ゆうとくん:そう。勉強もスポーツも、どんなにがんばっても、同じようにはできないんだもん。
アドラー先生:たしかに、キミはキミだから、比べられたらいやな気もちになるね。そういうときは「ほかの人と比べないでほしい」ときちんと伝えよう。ひとりひとりは、持っている才能や素質がちがうんだから、ほかの人と比べる必要なんかない、と先生は思うよ。
ゆうとくん:そうだよね。
アドラー先生:それに、キミにこれから何か得意なことが見つかるかもしれないし、勉強もスポーツもぐんとのびる可能性だってある・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。